CONFIRMATION

CONFIRMATION

「CONFIRMATION」解説

この曲は、サックス奏者のチャーリー・パーカーが1945年に作曲したスタンダードナンバーです。五度圏サークル・オブ・フィフス)を応用した急速なコードチェンジ(バードチェンジ)を特徴としています。この特徴から「CONFIRMATION」はビバップ時代の音楽の典型であると言われています。

CONFIRMATION」は、ディジー・ガレスピーが1946年2月に行った少人数のセッションで初めて録音されましたが、その時チャーリー・パーカーは参加していませんでした。チャーリー・パーカーが「CONFIRMATION」のスタジオ・バージョンを録音したのは1953年7月になります。チャーリー・パーカーはライブでこの曲を頻繁に演奏しており、少なくとも5種類のライブ音源が知られています。

 2012年に発表されたジャズスタンダードの分析書『The Jazz Standards』では、「高度に構造化され、自然発生的」と記されています。
2020年に出版された『チャーリー・パーカー、コンポーザー』では、「パーカーの最も優れた作曲」と記されています。

CONFIRMATION」のボーカルバージョンも存在します。ジャズ歌手のシーラ・ジョーダンは、スキーター・スパイトとリロイ・ミッチェルが作詞した「CONFIRMATION」のボーカルバージョンを歌っていることが知られています。




「CONFIRMATION」のジャズピアノ

ここでは、おすすめのジャズピアノの音源を紹介します。KENNY JONESのジャズピアノです。ぜひ、聴いてみてください。

「CONFIRMATION」コード譜

|F     |Em7 A7|Dm7 G7|Cm7 F7
|B7   |Am D7|G7    C7    
|F     |Em7 A7|Dm7 G7|Cm7 F7
|B7   |Am D7|Gm C7|F     
|Cm7   |F7    |B♭    |B♭    
|E  |A♭7   |D    |Gm7 C7
|F     |Em7 A7|Dm7 G7|Cm7 F7
|B   |Am D7|Gm C7|F     

作曲

Charlie Parker

小節数

32小節

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