SPAIN

「SPAIN」のジャズピアノ
お手本動画とコード譜で演奏方法を解説

「SPAIN」ジャズピアノのお手本

演奏:jpinfo/Midnight Jazz Piano

「SPAIN」コード譜


|GM7   |GM7   |GM7   |GM7   |
F#7   |F#7   F#7   |F#7   |
|Em7   |Em7   |A7    |A7    |
DM7   |DM7   |GM7   |GM7   |
|C#7   |C#7   F#7   |F#7   |
|Bm   |Bm7   |B7    |B7    |

作曲

Chick Corea

小節数

24小節(アドリブパート)

演奏のポイント(一般向け)

「SPAIN」はChick Corea作曲の人気曲です。アルバム「Light as a Feather」に収録され、Chick Coreaだけでなく多くアーティストによって演奏されてきたジャズスタンダートです。国内のジャズセッションでも演奏されることが多いです。
「Spain」の曲調はラテン調でジャズスタンダードでは珍しいです。イントロ、アドリブソロの終わりには決めが入ることが特徴で、イントロにはアランフェス協奏曲がモチーフに使われることもあります。ジャズセッションでは初めてのメンバーとの演奏でも決めが入るので、盛り上がること間違いなしのジャズスタンダードとして親しまれています。

筆者の演奏は、お決まりのイントロから始まり、上記のコード譜のテーマ(1コーラス)を演奏し、アドリブ終わりの決めを入れて、演奏を終えています。短い演奏ですがスペインという曲を理解する最小単位にまとめたので、曲の構成がよく分からない方は参考にしてください。




アレンジ方法の解説(上級者向け)

ここでは、筆者のコードアレンジを紹介します。

#7   |C#7   F#7   |F#7   |

筆者は17~18小節目の「C#7」を「C#dim」にアレンジして演奏しています。ディミニッシュコードはとてもジャズらしい響きのコードなので違和感なく使える箇所では積極的に活用しましょう。アドリブソロを演奏する場合には、コードアレンジでディミニッシュコードを活用することで、全音と半音が交互に続くスケール「コンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケール」(通称:コンディミ)が使いやすくなります。スペインはアップテンポで演奏されることも多いので、コードアレンジによって、スケールを把握しやすいコンディミを使いやすくすれば、速弾きにも対応しやすくなります。ジャズらしい音色を出せることに加えて、アドリブも演奏しやすいディミニッシュコードを、皆さんも試してみてください。




筆者の演奏について

本記事の「SPAIN」の演奏は本ブログ「ジャズピアノペディア」とYouTubeチャンネル「Midnight Jazz Piano」を運営する筆者の演奏です。筆者は、アドリブソロ無しのジャズピアノ演奏でジャズの曲そのものの魅力を伝える活動をしています。多くのジャズピアニストがテーマだけの演奏をアルバムに収めているように、ジャズの曲はテーマだけでも十分魅力的なのです。これらの動画によってジャズを好きになってもらえると嬉しいです。また、演奏の解説がジャズピアノに興味を持つ方々のスキルアップの一助となれば幸いです。

他の曲の記事を見てみたい方は「ジャズスタンダード」をご覧ください。
最後まで「SPAIN」をご覧いただき、ありがとうございました。

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