Piascoreでの楽譜の販売方法
Piascoreでの楽譜の販売方法を解説
Piascoreというサイトを利用すると、作製した楽譜を販売することができます。本記事では、Piascoreでの楽譜の販売手順について解説します。
Piascoreとは?
楽譜を購入できる!
PiascoreではPDFファイルの楽譜を購入できます。
購入した楽譜はスマホやタブレットで見たり、紙に印刷できます。
楽譜の購入はサイト内で曲名などで検索し、気に入った楽譜を購入することができます。ほしい曲が見つからない場合は、リクエスト機能を活用してみましょう。希望の曲をリクエストしておけば、楽譜を作成してもらえる可能性が高まります。
楽譜を販売できる!
Piascoreでは楽譜を販売できます。
販売アカウントを作成し、楽譜のPDFファイルや曲の情報を登録し、販売申請を行います。
承認されれば販売が開始されます。
筆者の場合、販売申請をした翌営業日には承認され、対応がとても早かったです。販売のための作業はとても簡単でした。ちなみに、楽譜は全世界に販売できます。販売までの詳しい手順は下で解説していきます。
Piascoreでの収益は?
販売する楽譜の販売価格は、基本的には自由に設定できます。
Piascore 楽譜ストアで楽譜が購入された場合、売り上げの60%~80%が販売者に収益として支払われます。
Piascore – スマートデジタル楽譜リーダーで楽譜が購入された場合は、売り上げの40~60%が販売者に収益として支払われる仕組みです。
詳しくは、下記をご覧ください。
これらは、2022/02/20時点での情報となります。
Piascoreで楽譜を販売する方法
1:販売アカウントを作成
まずは、販売アカウントを作成しましょう。
こちらをクリックして、指示された必要事項を記入していけば、アカウントの作成は完了です。
アカウントの作成はとても簡単にできます。
2:楽譜登録をクリック
作成したアカウントでログイン後、ブラウザ上部の楽譜登録をクリックします。
3:楽譜の管理対象と販売対象を選択する
ストアの楽譜ID、販売対象国を記入します。続いて、音楽著作権管理団体が著作権を管理している場合は、著作権管理の有無にチェックを入れます。
全世界に販売できるという点は収益面で魅力を感じます。
ストアの楽譜IDについては、番号はなんでもよさそうでした。自身の販売楽譜を管理しやすいように、番号を決めると良いと思います。
4:楽譜データを入力する
4-1 楽曲情報を入力する
ここでは、曲名・説明・YouTubeリンク・タグを入力します。説明欄にYouTube、ホームページ、ブログなどのURLを記載できます。作成した譜面について詳細を伝えたい方は、この欄に記載すると良いでしょう。
4-2 配信情報を入力する
ここでは、価格・楽器・難易度・楽譜ページ数・楽譜のPDFファイル・表紙画像を入力します。
最低価格は内国曲で¥120、外国曲で¥150です。販売する楽譜がどれくらいの価格帯で販売されているか、相場を調べてから決めましょう。販売する楽譜1ページ目の上部には、作品名・作曲者・作詞者・アレンジャーを記載しましょう。難易度の考え方は以下の通りです。ぜひ、参考にしてください。
- 入門 楽器を弾き始めた人向け
- 初級 2~3年やっている人向け
- 中級 数年やっている人向け
- 上級 本格的に楽器をやってる人向け
4-3 著作権管理情報を入力する
ここでは、著作権管理情報を入力します。そのためには、著作権管理情報を調査する必要があります。
えーっ!?
曲の著作権管理情報なんてわからないよ!?
・・・と思われたあなたっ!ご心配なく!
調査方法はこちらで丁寧に解説されています。フローチャートに沿って調べることで、簡単に調査することができます。
5:販売申請する
すべての入力が終わったら、販売申請するをクリックしましょう。あとは、承認を待つだけです。
6:承認され次第、販売が開始される
承認されると、承認・販売開始の連絡が入ります。ストアを見てみると、実際に作成した楽譜が販売されています。
今回は「Happy Birthday To You」を販売しました。販売している楽譜がどのように表示されているかは、こちらで確認できます。YouTube動画・ブログへのURL・動画へのリンクの表示のされ方など、参考になると思います。
販売している楽譜の演奏動画です↓